
なかなか片付けてくれず、ストレスが溜まってしまう。
周りにお片付けで困っている人はいませんか?
自分の片付けが順調に進んでいくと、どうしても他の人の家の中や片付けが気になってしまいます。
もっとこうしたらいいのに・・・と思う場面や、一緒に住んでいるとちゃんとしてくれないかなと思う事があります。
片付けが苦手な人と付き合うコツや、片付けのお手伝いをした時に気をつけておいたほうが良いことをまとめました。
自分やお互いのストレスにならないようにするためにも、人と上手く向き合えるようなヒントになれば幸いです。
人のものを勝手に捨てない
人のものを勝手に捨ててはいけません。
言っても聞かないから強行手段で、と考える人もいると思いますが、
人それぞれ、いらないものの基準は違います。
もしも衛生的に問題のある明らかなゴミがあったとしても、自己管理の域です。
そもそもそのようなゴミを捨てずに放置している癖があるのなら、直ちに改善してもらいましょう。
今後のためにも、なるべく本人自身がゴミ箱に捨てるように促すほうが賢明です。
一緒に生活をしている場合はストレスを溜めない工夫が必要
一緒に生活をしている人は、お互いのストレスにならないように工夫が必要になってきます。
お互いのエリアを分ける
生活をしている中で、
- 共有のものは共有のスペースで管理
- 個人のものは個人のスペースで管理
部屋やエリアをこの2パターンに分けておくとわかりやすいです。
個人の決められた範囲内で保管できる数を心掛けるようにしてもらいましょう。
なるべくスペースは平等にし、自分のものが多くなってきたからといって他の人の場所を陣取るという事がないようにしましょう。
分けることによって人のものが邪魔でストレスが溜まってしまったり、勝手に捨てたくなる気持ちを少しは抑えられるかと思います。
共有しているものと個人の所有物を明確に分け、個人の場所はできるだけ本人が管理し掃除してもらうようにしましょう。
共有スペースは個人の場所ではない
共有の場所は
- みんなで管理をする
- 共有のものを使った場合は、後で使う人のためにも元の場所に戻す
- 掃除をしてくれている人がいる
これらを意識する事で、お互いに良い関係が築けるのではないかと思います。
共有の場所にはなるべく個人のものを放置しないようにしましょう。
片付けを手伝う時の注意点
もしも片付けの手伝いを頼まれた場合は、
- 無理強いをしない
- 本人に判断させる
この2点に注意して行いましょう。
無理矢理捨てさせない
「処分しなさい」と一方的に意見を押しつけてはいけません。
本人が迷ってる時のアドバイスであればいいですが、
無理矢理減らしたものは本人の意思ではなく、あなたの自己満足になりかねません。
他の人のものまで管理しようとしてはいけません。
必ず最後は本人の意思に任せましょう。
判断は本人に任せ、その他の手伝いをする
処分するかしないかを判断する作業は、頭を使うので意外に体力を消耗します。
片付けがあまり進んでいない段階ではものが多く、気が遠くなる作業に思えてきます。
なるべく本人にしかできない作業に集中させ、その他の分別や収納していく作業などを手伝うようにしましょう。
片付ける気になってくれただけでも御の字です。
あまり急かさず、途中で片付けが嫌にならないように進めていきましょう。
自主性がないとリバウンドする
片付けは自主的にやらないと意味がありません。
人に言われて仕方なくやっている状態では、早く終わらせようと表面上だけ片付けをして終わります。
- なぜ減らすのか
- 減らす必要性
- ものを多く持つことのメリット、デメリット
これらを理解せずに、ただ減らす事だけを考えて片付けすると、後先考えずにまたものが増えてリバウンドします。
理解するまでの時間は人それぞれで、時間がかかる人もいれば、ふとした出来事から気付く人もいます。
一旦きれいにしてスッキリする事で気分が良くなり、片付けについて考えることのひとつのきっかけになったりします。
人に影響を受けやすい人であれば、誰かが片付けるのをみて、自分もやらなきゃと思う事もあります。
また、片付いている環境に慣れると散らかっている事に違和感を覚えたりします。
焦らず、少しずつ環境を整えて理解を深めるようにしていきましょう。